カテゴリ: 星野・星座など
金星と木星の大接近翌日(2023年03月03日夕)
月と木星、金星(2023年2月23日夕)
冬の大三角ほか(2022年02月07日夜)
月齢 2.1の月と木星(2022年02月03日夕)
しぶんぎ座流星群(不発?)(2022年01月04日未明)
雪野をかけるおおいぬ座(2022年01月06日夜)
自宅からの日周運動撮影(南天、東天)(2021/02/04夜)
自宅からの日周運動撮影(南天、東天)(2021/02/04夜)
自宅のスカイバルコニー観測所から南天と東天の日周運動を撮影しました。
最初は南天です。上の方の一番明るいのがシリウスで、下の方で、木立の中に見え隠れしているのがカノープスです。夜20時から22時まで約2時間、15秒露出で連続撮影したものを、SiriusComp64で比較明合成したものです。光害軽減フィルタ等は使っていません。南に60kmくらいのところに成田空港がありますので飛行機の軌跡もたくさん入っています。
カノープスは眼視ではよくわからないのですが、日周運動にするとわかりやすいです。
なお、カノープスの星像を見ると、F5.6に絞っている割には収差があるようです。
南天の日周運動
2021年02月04日20h00m29sから22h00m13sまで、各15秒露出で425枚を撮影し比較明合成
次に東の空です。地上には高層住宅が立ち並んでいます。22時から24時ころまでですが、結構、飛行機の軌跡が多く驚きました。まっすぐではなく、旋回しているものが多いです。着陸の順番待ちでしょうか。23時を過ぎるとさすがに減りました。
それはさておき、左の明るい星がアークトゥルス、右のほうがスピカです。
2021年02月04日22h03m32sから00h06m49sまで、各15秒露出で439枚を撮影し比較明合成
共通データ
レンズ CANON EF 24mmF2.8(F5,6)
カメラ EOS 60Da(ISO400)、JPG(L)で連写モードで撮影
画像処理 SiriusComp64で比較明合成
場所 自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)
月と木星・土星(2020/12/17夕)
月と木星・土星(2020/12/17夕)
夕方の空に、木星と土星が並んでいます。
21日には、数百年ぶりの近さで接近して見えるそうです。
それより少し前ですが、細い月(月齢2.6)が近くにきました。すでに月の直径くらいに近づいて見えます。
2020年12月17日17時17分08秒
露出時間等:4秒(ISO1000)
カメラ:EOS 60Da(RAW画像)
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離43mm、絞りF/4.5)
場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)
拡大してみました。視野の大きさは、縦方向が約40分くらいです。
右側が木星で4大衛星が写っています。左側がカリスト、右側に木星本体から近い順に、イオ、ユーロパ、ガニメデです。土星は環のためやや楕円になっています。
土星や木星本体は露出オーバーですが、それぞれ明るさが違うので、全体に露出を併せるのは難しいです。肉眼で見るとうまく調整してくれて、木星の縞模様や土星の環、ガリレオ衛星が良い調子に大体見えるのですが不思議です。
2020年12月17日17時13分56秒
露出時間等:284.763ミリ秒
カメラ:ASI071MC-Cool(Gain:311)SharpCap3.2でキャプチャ
レンズ:Sharp Star AL107PH + Kenko Teleplus 300pro(2x)
赤道儀:AZ-EQ6GT
画像処理:サイズ変更、トリミング:なし
その他:
場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)
明け方の月と水星(2020/11/14朝)
明け方の月と水星(2020/11/14朝)
明け方の空で、細い月と水星が並んでいました。
月齢は28.0くらいです。新月1日くらいになります。そのすぐ右に水星が見えます。
水星は太陽からあまり離れないので見たことの無い人も多いと思います。11日に西方最大離隔(19.1°)となって見やすくなっています。
露出を多めにすると、地球照で、月の影の部分も模様が見えています。月から見るとほぼ満月ならぬ満地球直前です。地球の直径は月の約4倍で反射率も高いので、さぞや明るいことでしょう。
2020年11月14日05時41分23秒
露出時間等:1/8秒(ISO400)
カメラ:EOS 60Da(RAW画像)
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離80mm、絞りF/5.6)
トリミング:なし
場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)
2020年11月14日05時35分26秒
露出時間等:1秒(ISO400)
カメラ:EOS 60Da(RAW画像)
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離250mm、絞りF/5.6)
画像処理:自動補正しサイズ変更、
トリミング:適宜
場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)
その他は同じ
明け方の金星と水星(2020/11/10朝)
明け方の金星と水星(2020/11/10朝)
宿題の手伝いで、月の見え方を観察していました。東の空には金星が輝いています。明けの明星ですね。
下の方を見ると、水星も見えていました。背景はおとめ座からてんびん座にかけてのところになりますが、ちょうど黄道が立っているので、水星が見やすくなっています。そのままの写真だと見難いので、コントラスト等を調整した画像も並べておきます。
右上が金星、その下がおとめ座のスピカ、その左下が水星になります。いずれにしてもわかりにくくてすみません。拡大してみてください。
2020年11月10日05時43分51秒
露出時間等:1/4秒(ISO400)
カメラ:EOS 60Da(RAW画像)
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離43mm、絞りF/4.5)
トリミング:なし
場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)
画像処理:DPPでレベル等調整後、JPG変換
その他は同じ
金星とM45 (2020/04/04夕)
金星がM45付近を通過しました。本当は4月3日ころが一番近くでしたが、昨日は天候に恵まれず一日遅れで撮影できました。
世間では外出自粛で、人通りが少なく、車の通行も少ないようです。感染者数は毎日発表されますが、症状の実態ははっきりとは伝わってきません。無症状感染も実は多いのでしょうか。
金星がM45付近を通過しました。本当は4月3日ころが一番近くでしたが、昨日は天候に恵まれず一日遅れで撮影できました。
世間では外出自粛で、人通りが少なく、車の通行も少ないようです。感染者数は毎日発表されますが、症状の実態ははっきりとは伝わってきません。無症状感染も実は多いのでしょうか。
金星とM45
2020年4月4日19時01分頃
カメラ:EOS60Da
レンズ:EF200mm F2.8(3.5)
露出時間:1sec、14枚撮影しDSSでスタック処理
金星とM45
2020年4月4日19時01分頃
カメラ:EOS60Da
レンズ:EF200mm F2.8(3.5)
露出時間:1sec、14枚撮影しDSSでスタック処理
暁の月と惑星(土、火、木)(2018/03/12早朝)
皆既月食中の星野(1)(2018/01/31夜)
拡大写真は整理中ですが、とりあえず、皆既中の星野写真を見てみました。背景はプレセぺの南東側になります。この視野だと、右上の外側にプレセぺがあるはずです。
撮影日時:2018年01月31日22時31分48秒から30秒
その他
撮影日時:2018年01月31日22時50分24秒から30秒
バーナードループ(Hα(7nm)フィルター)(2018/01/15夜)
夏の大三角(固定)(2017/08/24夕)
SiriusComp64による水星の外合(SOHO画像から)(2017/07/05)
コロナとヒヤデス(SOHO画像)(2017/05/28)
コロナとM45(SOHO画像)(2017/05/25)
月と金星の接近(2017/01/02夕)
夕方の西空で、月齢約4の月と金星が約1.9°まで接近しました。
露出時間等:1sec露光
露出時間等:1/80sec露光
画像処理:PSEでトーンカーブ、彩度調整等
2017年の日の出(2016/01/01朝)
北天の日周運動@自宅屋上観測所 (2016/12/23夜)
月と金星、土星(2016/11/03夕)
撮影日時:2016年11月03日17時32分40秒ころ
その他
久しぶりの晴れ間-オリオン流し撮り(2016/10/12未明)
土星、火星とアンタレス(2016/08/31夜)
土星、火星とアンタレス(2016/08/30夜)
土星、火星とアンタレス(2016/08/26夜)
土星、火星とアンタレス(2016/08/25夜)
カノープス@筑波山スターダストクルーズ(2016/02/11夜)
その他
月と金星、土星、アンタレス(2016/02/05朝)
撮影日時:2016年02月05日06時00分34秒
木、火、土、金、水、(日)(2016/01/27深夜-28朝)
金星と土星の大接近(2016/01/09、10未明)
金星と土星の見かけ上の大接近の前後の様子です。9日未明には、0.5°以下の距離になっていましたので、拡大撮影もしてみました。
さそり座のアンタレス付近が右下になりますが、へびつかい座を背景に、土星の近くを金星が西から東に向かって通過してゆきました。9日未明と10日未明の間の約24時間の動きです。
固定撮影ですが、ベランダに三脚を置いているので、やや不安定でした。
撮影日時:(上)2016年01月09日05時48分11秒
撮影日時:2016年01月09日06時25分23秒
その他
月と金星、土星、アンタレス(2016/01/07未明)
金星と土星がまもなく見かけ上の大接近となりますが、一足先に月(月齢26.4)も一緒に近くに見えます。夜半すぎまで曇っていましたが、明け方になってようやく晴れました。諦めていたので、月は撮影準備が間に合いませんでした。起きてみないとわからないものです。
上から月、金星、土星、右下にアンタレスが写っています。
その他
家見の初日の出
本年もよろしくお願い致します。
平成28年元旦(2016/01/01)
星々想々 拝
月齢3.6の地球照と背景の星々 (2015/11/15夕方)
肉眼でも地球照が見られましたが、撮影して見ると思いの外たくさんの星々が見られました。星を見やすくするため低照度部分のコントラストを強調したので月のゴーストやハローも目立ってしまいました。
月がまもなく近隣の屋根に隠れてしまいますが、東側の星たちはあと十分以内に星食が起こるような配置です。環境に恵まれた方は観測されたことと思います。
月の位置は赤経18h18m、赤緯-18°17′付近で、いて座の散開星団M24と重なるような位置です。今月26日はアルデバランの食がありますが、ちょうど満月という条件の悪さで観測は難しそうです。
月齢3.6の地球照と背景の星々(AL107PH+2xTeleplusPRO300)
撮影日時:2015年11月15日17時26分09秒(EXIFデータによる)
その他
かろうじて金星と木星(2015/10/28朝)
27日は日中強い南風が吹いて枯れ葉がすっかり落ちてしまいました。夕方から雲の動きが激しく、朝方には小雨も降りましたが、夜明け近くになってすっきりと晴れました。
時間が遅くなってしまったのですが、さすが、金星、木星は見えています。火星はちょっと無理のようでした。肉眼で見るともっとずっと明るい印象ですが、カメラで撮影すると払暁のグラデーションに飲み込まれてしまいました。写真は、定量的には正しい画像なのでしょうが、印象に残る風景とは異なるものです。人間の目と脳の画像処理能力によるものでしょう。錯覚を生み出すこともありますが。
最近はやりの「星景写真」はセンスが必要ですね。ちょっと苦手です。
金星と木星はどんどん離れていってしまいます。移り気な金星は次は火星に接近します。
金星と木星
その他
金星と木星、火星の接近(2015/10/27朝)
惑星の移動は目標物がないと分かりづらいですが、金星、木星、火星が並んで相互位置関係が変わってゆく様子はなかなか見ものです。今朝は少し雲が出ていて暗い星が見えにくくなってしまいました。金星が、木星から離れ火星に近づいて行きます。
20151027_042427140_15s_ISO1600a
金星と木星、火星の会合
その他
金星と木星、火星の接近(2015/10/26朝)
西方最大離角の金星に木星が近づきました。7月1日に大接近(0.4°位)ほどではありませんが、26日の朝はそれに次ぐもので、約1.0°です。光度は、金星が最大輝を若干過ぎていますが-4.4等級、木星は-1.9等級ですので、とても明るくて見応えがあります。やや下に火星も1.7等級で見えています。
背景はしし座で、獅子が地平線から飛び上がろうとしている格好です。自宅ベランダからの固定撮影なので、前景はあまり良くないですね。邪魔なところに電線が横切っています。月曜の朝なので景色の良い所まで出かけるのはちょっとつらかったのでパスです。
金星と木星、火星の会合
その他
月と金星、かすかに木星 (2015/10/09朝)
その他
撮影日時:2015年 10月09日04時19分20秒~(画質JPG(L)で45秒間高速連写)
その他
月と土星(2015/07/26夕)
撮影は20時ちょうどですが、17時41分が今回の最接近時刻なので、やや月が東に行き過ぎています。
前回の撮影出来たのは、5月6日の早朝(深夜)でしたが、やや離れているのと、望遠鏡を101EDからAL107PHに変えて、焦点距離が1割位長くなったことがあって、視野の対角ギリギリでなんとか撮影出来ました。APS-Cサイズにも関わらず、周辺では像も悪くなってしまいました。フィールドフラットナーまたはレデューサーを組み合わせた方が良かったかもしれません。
画像は、RAWの1枚から、月を消して土星のみをレベル調整して強調した画像を作って、元の画像と再合成したものです。
月齢10.387の月と土星(AL107PH直焦点)
撮影日時:2015年7月26日20時00分17秒
その他
木星と金星
木星の衛星に露出を合わせてみました。薄雲のせいもあり金星は大きな暈をかぶっています。
望遠鏡:Borg101ED直焦点
カメラ:EOS60Da(ISO3200)
日時:2015年6月29日19時57分
露出:1/15秒
次にこちらは、なんとか金星が半月より少しかけているのがわかります。
望遠鏡:Borg101ED直焦点
カメラ:EOS60Da(ISO3200)
日時:2015年6月29日19時59分
露出:1/1600秒
月と土星の接近(5月6日早朝?)
南天の日周運動撮影の背景処理
27日未明に、冬の大三角に続いてシリウスから南の撮影をしてみました。一番明るいのがシリウスで、右上にオリオン座が写っています。
この日周運動写真を見ると、右下がかなり光害の影響を受けています。固定撮影にしか使えない方法ですが、日周運動を撮影した連続画像を比較暗合成すると、星像はたいてい消され、画面に固定した明暗パターンのみが残ります。これはいわばバックグラウンドになるので、YIMGで画像データを用いるバックグラウンド補正のデータとして、引き算で処理をしてみました。それなりに光害の影響は補正されているようです。予想される欠点としては、広がりのある天体、特に天の川は比較暗合成でもパターンが残るので引き算すると消えてしまうか変なパターンが残ってしまいそうなことです。