星は空の彼方、月よりも遠く

晴観雨作、晴れたら星空観望、降れば望遠鏡工作、永遠のビギナーを抜けられず、日々悶々としています。

カテゴリ: 星野・星座など

IC443はクラゲ(Jellyfish)星雲と呼ばれています。数千年前の超新星の残骸だそうです。中心には白色矮星があるそうです。明るい部分がクラゲのようですが、その周囲も、もやもやとした散光星雲が広がっています。もう少し短めのレンズの方が良いかもしれません。
右側の明るい星は、ふたご座のη Gem(固有名 Propus)という3.3等級の星です。ふたご座のアストルの足先に位置します。
撮影日は良く晴れていましたが時折冷たい風が強く吹いていました。フラット撮影中にELパネルが飛ばされるというアクシデントもありました。

20240309_IC443_C_RAT
IC443クラゲ星雲(2024/03/09)(Sharp Star AL107PH  (D:107mm,f:700mm))
星座:ふたご座、種別:超新星残骸
赤経:06h16.9m 赤緯+22°47′
視直径: 50'
距離:0.3~3万光年


撮影時刻:2024年03月09日 20時20分35秒>21時20分59秒(最初と最後のコマの撮影終了時間)
露出:約60.000s露光で60枚撮影(合計60分)、StellaImage9でFITS画像を合成、DARK32枚、FLAT32枚
撮影光学系:Sharp Star AL107PH  (D:107mm,f:700mm)
カメラ:ASI071MC-Cool(Gain=200)(冷却温度=-10℃)(CometBPフィルター)
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(ガイド無し)
画像処理:StellaImage9で60枚スタック処理後、SI9でトーンカーブ調整等
トリミング:3200ピクセル×3840ピクセル(約1.25°×1.5°)
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)

木星と金星の大接近は昨日の3月2日ですが、あいにく雨でした。一日置いて3日の夕方ですが、まだ距離は1°程度です。金星、木星、4大衛星はそれぞれ適正露出が違うので、拡大画像は4大衛星に合わせてみました。


20230303_18h18m04s97_1.0_ISO100A
金星と木星 (上が天頂方向)
撮影時刻:2023年03月03日 18時18分05秒
露出:1秒
撮影光学系:SIGMA Zoom 18-250mm 1:3.5-6.3 DC OS HSM 焦点距離50mm、絞りF4
カメラ:EOS60Da(ISO100)
画像処理:GIMPでトーンカーブ調整
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)



2023-03-03-0911_9_lapl6_ap22_convA
金星と木星(衛星有)(上が北極方向)
撮影時刻:2023年03月03日 18時11分02秒>18時12分45秒(最初と最後のコマの撮影終了時間)
露出:約200.0ms露光で512枚撮影(合計102.394秒)
撮影光学系:AL107PH(D107mm,fl700mm)直焦点
カメラ:ASI071MC-Cool(Gain=200)(冷却温度=0℃)(IR/UVCutフィルター)
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動
画像処理:SER画像をAutoStakkert314で良像5%を自動選択して合成、GIMPでトーンカーブ調整
トリミング:3200ピクセル×3200ピクセル(約1.25°×1.25°)
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)

三日月と木星、金星が並んでいます。透明度はいま一つでしたがきれいに見えていました。目で見ているともっと金星木星が明るく見えるのですがなかなか難しいです。

20230223_18h08m05s39_1.0_ISO100A2

月と木星、金星 (SIGMA Zoom 18-250mm 1:3.5-6.3 DC OS HSM)
撮影時刻:2023年02月23日 18時08分05秒
露出:1秒
撮影光学系:SIGMA Zoom 18-250mm 1:3.5-6.3 DC OS HSM 絞りF4
カメラ:EOS60Da(ISO100)
画像処理:GIMPでトーンカーブ調整、SI9でスターエンハンス等
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)


自宅は市街地の外れなので、あまり広画角の写真は無理だと思うのですが、ちょっと頑張ってみました。あまり露出オーバーにならないように15秒露出として、撮影枚数で総露出時間を稼いでみました。約2時間の予定でしたが設定ミスで2時間弱となりました。
一枚一枚の画像を見ると、15秒露出なのでとても貧弱です。これをSI9で408枚コンポジットしてみるとかなりノイズの少ない画像が得られました。そこへ、ヒストグラムストレッチを行った後で、RGBごとにかぶり補正、周辺減光補正、トーンカーブ調整を何度も繰り返してなるべくイメージが破綻しないように星空を強調してみました。
結果は、なかなか苦しいと言わざるを得ません。F2.8開放では収差が目立ちますね。その上どうもレンズが片ボケしているようです。中古レンズですが、レンズキャップに大きな傷があったものです。落とされたことがあるのかもしれません。市街光はつくば市中心部方向のほか、南西方向全体が東京からの光でドーム状に明るいです。何とかバランスをとってみましたがまだまだです。LPR-Nフィルターでそれなりに軽減されているはずですが、最近は街灯が水銀灯ではなくLEDが増えている事の影響があるかもしれません。あとは、もっとナローバンド化を進めて行くべきでしょうか。光害軽減フィルターは何種類もありますが、万能では無いです。またトライしてみたいと思います。遠征したいなあ、とは思うのですが。


20220207_WinterTriangleEtcTA
撮影時刻:2022年02月07日19時10分31秒-21時05分45秒(15秒露出連写モードで408枚撮影)
露出:15sec露光で408枚撮影(総露出時間102分)、StellaImage9でCR2画像をコンポジット
撮影光学系:Nikon AiNikkor 20mmF2.8(F2.8)
カメラ:EOS60Da(ISO1000)(RAW+JPG(L))(ボディ側にLPR-Nフィルター)
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(ガイド無し)
画像処理:StellaImage9で408枚の画像をコンポジット(ダークフラット無し)、トーンカーブ調整等、3464x5202画素から3400x4200画素にトリミング

撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)


2月3日は節分です。4日は立春ですが、相変わらず寒いです。昨日から下痢気味で調子が悪いです。
2日夜はこの後曇ってしまいました。月が小さい時期に晴れないのは、特に冬は、とても残念です。
さて、結構細い月が木星と並んで見えていましたので、固定で撮影してみました。地球照もはっきり見えていてきれいです。いつも思うのですが、この時期に月から地球を見ると、ほぼ満地球でとても明るく見えているはずです。月に行くことは叶いそうもありませんが想像だけは大きく羽ばたいてゆきます。

20220203_17h58m01s26_4.0s_ISO800A
撮影日時:2022年02月03日17時58分01秒(JST)ころ
露出時間等:4ms(ISO800)
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離50mm、絞りF/4.5)
架台:固定
カメラ:Canon EOS60Da(Raw 画像)
画像処理:GIMPでレベル・彩度調整等

場所 自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)


20220203_17h58m01s26_4.0s_ISO800AT


1月3日夜から4日未明にかけて、連続撮影、放置しました。人工衛星はいくつか写りましたが、チェックしても流星の写ったコマは見つけられませんでした。もともとしぶんぎ座流星群はピークの短い流星群なのですが、残念です。
もったいないので、約2時間のCR2画像をコンポジットしてみました。流星は一つもありません。上方が北になります。右側に北斗七星のうち、6星が写っています。ひしゃくのマスを上に、柄を下にして立てた感じです。
しぶんぎ座流星群といえば、1969年ころ、中学の天文部有志数人で集まって厳しい寒さのなか、友人宅の畑に陣取って、カメラを並べつつ、一晩中計数観測をしたことがあります。記録等は見つかりませんが、いくつかの明るい流星が見られました。その時の仲間には望遠鏡メーカーに就職したひとや宇宙飛行士になった人もいます。懐かしい思い出です。


003C356AddG108B_A
撮影時刻:2022年01月04日03時00分07秒-04時59分48秒(19秒露出1秒取込の繰返し、総露出時間6764秒)
露出:約19sec露光で356枚撮影、StellaImage9でCR2画像をコンポジット
撮影光学系:Nikon AiNikkor 20mmF2.8(F2.8)
カメラ:EOS60Da(ISO1600)(RAW+JPG(L))(ボディ側にLPR-Nフィルター)
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(ガイド無し)
画像処理:StellaImage9で356枚の画像をコンポジット(ダークフラット無し)、トーンカーブ調整等

撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)

1月6日は午後になってから少しづつ降雪があり、夕方頃には本降りになって久しぶりにまとまった積雪がありました。自宅での実測では7cmくらいでした。
19時過ぎには雪は止んで、星空が見え始めました、近隣はすっかり雪景色です。
中央上部に見えているのは、おおいぬ座で、シリウスも輝いています。街路灯の影響でカラーバランスがちょっと崩れいているようです。

output_compA2T
撮影時刻:2022年01月06日21時57分05秒-22時00分05秒(15秒露出16枚連写)
露出:約15sec露光で16枚撮影、SiriusComp64で比較明合成
撮影光学系:Nikon AiNikkor 20mmF2.8(F2.8)
カメラ:EOS60Da(ISO1600)(RAW+JPG(L))(ボディ側にLPR-Nフィルター)
架台等:固定撮影
画像処理:SiriusComp64で16枚を比較明合成、GIMPでトーンカーブ調整等

撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)

自宅からの日周運動撮影(南天、東天)(2021/02/04夜)

 

自宅のスカイバルコニー観測所から南天と東天の日周運動を撮影しました。

 

最初は南天です。上の方の一番明るいのがシリウスで、下の方で、木立の中に見え隠れしているのがカノープスです。夜20時から22時まで約2時間、15秒露出で連続撮影したものを、SiriusComp64で比較明合成したものです。光害軽減フィルタ等は使っていません。南に60kmくらいのところに成田空港がありますので飛行機の軌跡もたくさん入っています。

カノープスは眼視ではよくわからないのですが、日周運動にするとわかりやすいです。

なお、カノープスの星像を見ると、F5.6に絞っている割には収差があるようです。

 


20210204_20h-22h_SouthR

南天の日周運動 

2021020420h00m29sから22h00m13sまで、各15秒露出で425枚を撮影し比較明合成

 

 

次に東の空です。地上には高層住宅が立ち並んでいます。22時から24時ころまでですが、結構、飛行機の軌跡が多く驚きました。まっすぐではなく、旋回しているものが多いです。着陸の順番待ちでしょうか。23時を過ぎるとさすがに減りました。

それはさておき、左の明るい星がアークトゥルス、右のほうがスピカです。

 

 

20210204_22h-24h_EastR
東天の日周運動 

2021020422h03m32sから00h06m49sまで、各15秒露出で439枚を撮影し比較明合成

 

 

共通データ

レンズ CANON EF 24mmF2.8F5,6

カメラ EOS 60Da(ISO400)、JPG(L)で連写モードで撮影

画像処理 SiriusComp64で比較明合成

場所 自宅スカイバルコニー観測所(つくば市)

 

月と木星・土星(2020/12/17夕)

 

夕方の空に、木星と土星が並んでいます。

21日には、数百年ぶりの近さで接近して見えるそうです。

それより少し前ですが、細い月(月齢2.6)が近くにきました。すでに月の直径くらいに近づいて見えます。

 

20201217_17h17m08s53_4.0_ISO1000_AT


2020121717時17分08

露出時間等:4秒(ISO1000

カメラ:EOS 60DaRAW画像)

レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM焦点距離43mm、絞りF/4.5

画像処理:サイズ変更

場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 

 

拡大してみました。視野の大きさは、縦方向が約40分くらいです。

右側が木星で4大衛星が写っています。左側がカリスト、右側に木星本体から近い順に、イオ、ユーロパ、ガニメデです。土星は環のためやや楕円になっています。

 

土星や木星本体は露出オーバーですが、それぞれ明るさが違うので、全体に露出を併せるのは難しいです。肉眼で見るとうまく調整してくれて、木星の縞模様や土星の環、ガリレオ衛星が良い調子に大体見えるのですが不思議です。

 

 

 

17_13_56_ATS

20201217171356

露出時間等:284.763ミリ秒

カメラ:ASI071MC-CoolGain:311SharpCap3.2でキャプチャ

レンズ:Sharp Star AL107PH + Kenko Teleplus 300pro2x

赤道儀:AZ-EQ6GT

画像処理:サイズ変更、トリミング:なし

その他:

場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 

 

 

 

 

 

 

 

明け方の月と水星(2020/11/14朝)

明け方の空で、細い月と水星が並んでいました。

月齢は28.0くらいです。新月1日くらいになります。そのすぐ右に水星が見えます。

水星は太陽からあまり離れないので見たことの無い人も多いと思います。11日に西方最大離隔(19.1°)となって見やすくなっています。

露出を多めにすると、地球照で、月の影の部分も模様が見えています。月から見るとほぼ満月ならぬ満地球直前です。地球の直径は月の約4倍で反射率も高いので、さぞや明るいことでしょう。

 

 

 20201114_05h41m23s11_8.0_ISO400AS

20201114054123

露出時間等:1/8秒(ISO400

カメラ:EOS 60DaRAW画像)

レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM焦点距離80mm、絞りF/5.6

画像処理:自動補正しサイズ変更

トリミング:なし

場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 

 

拡大してみました。


20201114_05h35m26s33_1.0_ISO400AS

20201114053526

露出時間等:1秒(ISO400

カメラ:EOS 60DaRAW画像)

レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM焦点距離250mm、絞りF/5.6

画像処理:自動補正しサイズ変更、

トリミング:適宜

場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 

 

その他は同じ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明け方の金星と水星(2020/11/10朝)

宿題の手伝いで、月の見え方を観察していました。東の空には金星が輝いています。明けの明星ですね。

下の方を見ると、水星も見えていました。背景はおとめ座からてんびん座にかけてのところになりますが、ちょうど黄道が立っているので、水星が見やすくなっています。そのままの写真だと見難いので、コントラスト等を調整した画像も並べておきます。

 

右上が金星、その下がおとめ座のスピカ、その左下が水星になります。いずれにしてもわかりにくくてすみません。拡大してみてください。

 
20201110_05h43m51s00_4.0_ISO400S

 

20201110054351

露出時間等:1/4秒(ISO400

カメラ:EOS 60DaRAW画像)

レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM焦点距離43mm、絞りF/4.5

画像処理:そのままJPG変換しサイズ変更

トリミング:なし

場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 

 



20201110_05h43m51s00_4.0_ISO400_AS



画像処理:DPPでレベル等調整後、JPG変換

その他は同じ

 

 

 

 

金星がM45付近を通過しました。本当は43日ころが一番近くでしたが、昨日は天候に恵まれず一日遅れで撮影できました。

世間では外出自粛で、人通りが少なく、車の通行も少ないようです。感染者数は毎日発表されますが、症状の実態ははっきりとは伝わってきません。無症状感染も実は多いのでしょうか。

 

金星がM45付近を通過しました。本当は43日ころが一番近くでしたが、昨日は天候に恵まれず一日遅れで撮影できました。

世間では外出自粛で、人通りが少なく、車の通行も少ないようです。感染者数は毎日発表されますが、症状の実態ははっきりとは伝わってきません。無症状感染も実は多いのでしょうか。

 

202004_1901_1sec_VandP_A

金星とM45

2020441901分頃

カメラ:EOS60Da

レンズ:EF200mm F2.83.5

露出時間:1sec14枚撮影しDSSでスタック処理

 

金星とM45

2020441901分頃

カメラ:EOS60Da

レンズ:EF200mm F2.83.5

露出時間:1sec14枚撮影しDSSでスタック処理

先週末は、お天気マークとしては「晴れ」なのですが、微妙に雲もあり、悩ましい星空でした。朝起きてみると月と惑星が並んで輝いていました。少し空が明るくなり過ぎたかもしれませんが、広角で写してみました。
左端の月は、月齢24.0になります。右側に土星、火星と並んでいます。右上隅にあるのが木星です。木星と火星の間、やや下方にはアンタレス等も写っています。星像が小さいので少しガウスぼかしをしてみましたが足りないようです。
 
イメージ 1

 
撮影時刻:20170312051527
露出:2sec
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離18mm、絞りF/3.5
カメラ:EOS60DaISO200)(RAWJPGL))
架台等:定点用単管パイプ雲台
画像処理:DPPTIF変換後、GIMPでトーンカーブ等調整
トリミング:無し
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 



HDR処理もしてみました。8秒から、1/15まで8段階撮影して、HDREfexPro2で合成し、GIMPでトーンカーブを調整しています。月と木星はわかりますが、他の星は難しいですね。ソフトフィルターを併用した方が良いかも知れません。

イメージ 2

 

31日は天気予報では曇りで難しいかと思っていましたが、薄雲はあるものの何とか月食の概ね全経過を見ることが出来ました。

 拡大写真は整理中ですが、とりあえず、皆既中の星野写真を見てみました。背景はプレセぺの南東側になります。この視野だと、右上の外側にプレセぺがあるはずです。

 

イメージ 1

撮影日時:20180131223148から30

露出時間等:30秒(ISO200
レンズ:Canon EF200mmF2.8L(絞り開放)
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60DaRAW画像)
画像処理:DPP4でレベル・彩度調整後、JPGに変換、GIMP2も使用
場所 自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

その他

 
 
こちらは、プレセぺが右上に入るように構図を変えてみましたが、もう少し焦点距離の短いレンズの方がよかったようです。画面中央に国立環境研究所のレーザーが写ってしまいました。
 

イメージ 2

 

撮影日時:20180131225024から30

露出時間等:30秒(ISO200
その他のデータは同じ

 

 

 

最大食分ころの拡大写真です。

 

イメージ 3

撮影日時:20180131223153
露出時間等:2.3秒(Gain250)でSer形式で記録(10frames
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT
カメラ:ASI071MC-CoolGain250-10℃)
画像処理:Registaxでスタック・wavelet処理、PSE等でレベル・彩度調整等
トリミング:無し
 
 

まだ下痢気味です。元気が出ません。そんな中、以前に(元気なころに)申し込んだ筋トレ講習会に参加したら筋肉痛がつらいです。
 Hα用のナローバンドフィルターでの広角撮影(うそです、正しくは標準画角です)の第2弾はバーナードループです。
今回も市街地での光のなか、Hαフィルターに加えてDDSFlatAideProの力で無理やりサルベージしてみましたが、残念な出来です。
Hαについては、中心波長のずれが出るので、もともと画角に制限があります。通常の波長の透過光量が少ないので1等星以上でないと暗くてピント合わせができません。干渉フィルターをレンズの前に入れているので、波面収差がかなり出ることが予想されます。
今回、DSSRAWファイルをうまくスタックしてくれませんでした。画面のごく一部のみしかスタック処理してくれません。何か設定を間違って変にしてしまったのでしょうか。同時記録のJPG画像をスタックしたので画質はかなり残念です。
FlatAideProのかぶり補正は直線的な処理だそうですが、画角が広いとかぶりが一様傾斜という仮定は無理があるので、結果はそれなりになってしまいました。
標準レンズで市街地でナローバンド撮影というのはちょっと無茶な設定だったのではないかと早くも心が折れそうです。市街地での天文ライフは多難です。
 
イメージ 1

撮影時刻:20180115205834秒>221547秒(最初と最後のコマの撮影開始時間)
露出:約30sec露光で143枚撮影(総露出時間:71min30sec
撮影光学系:AiNikkor 35mmF2(絞りF/2.8)、OptlongHα(7nm)フィルターをレンズ前に装着
カメラ:EOS60DaISO1600)(JPGL))
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動ノーガイド
画像処理:DSSでスタック処理(Light画像143Dark画像無し、Flat無し)後、FlatAideProでかぶり補正、レベル調整、モノクロ化等処理
トリミング:3000x3600ピクセル(元は3456x5184
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所(茨城県つくば市)

 

 なんの工夫もないですが、かなり久しぶりに晴れたので固定で撮影してみました。
最近見えの悪くなってきた肉眼では3等星が危ないくらいですが、撮影してトーンカーブを調整すればそこそこ写っています。若干もやがある市街地なので空は明るく天の川は難しいですね。
 
 
イメージ 1

夏の大三角(固定)
(中央上がベガ、右下やや中央よりがアルタイル、左中央がデネブ)
撮影時刻:201708241918分ころ
露出時間:30
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離18mm、絞りF/3.5
カメラ:EOS60DaISO400)(RAW)、フィルタ無し。
架台等:HANZA三脚固定
画像処理:DDPでトーンカーブ、彩度調整等
トリミング:無し
撮影場所:自宅スカイバルコニー観測所
 
 

比較明合成フリーソフトとして有名なSiriusComp64ビット対応になり、SiriusComp64になりました。現在の最新バージョンは20170628aで、http://phaku.net/siriuscomp/からダウンロードすることが出来ます。

(追加)*****最新版は、リリース番号 20170707c です。

機能自体に大きな変更は無いようですが、64ビット化することで大画素画像に対応し、比較明(暗)合成や4K動画の生成ができるそうです。
 
イメージ 1

 
 
本来、バージョンアップによる違いがよく分かる例を探すべきですが、手持ちのカメラでは適当なものがないので、今回は、とりあえずの動作確認として、SOHO画像のうちのC3画像から、最近の水星の外合の前後の動きを合成してみました。なお、C3画像は太陽直径の約32倍(約16°)の視野をカバーしています。
SOHO画像は、
https://soho.nascom.nasa.gov/data/realtime/image-description.htmlなどで検索してダウンロードできます。引用先を明示すれば再利用可能とのことのようです。今回は、2017616日から6月28日までの、毎日の世界時0時18分の画像13枚をダウンロードし、比較明合成しました。
 
水性の外合(太陽との黄経差0°)は201706211414分(世界時)でした。
 
ちょうど24時間おきの画像なので、背景の恒星の移動量は360°/365.2422=0.98565°位のはずです。恒星は画面の左から右に移動して行きます。
 
水星は明るいので、ブルーミングが起きて左右にヒゲが出ていますので、見てわかりますが、画面を右から左へ、やや上向きに移動しています。
 
背景は、おうし座とふたご座の境目あたりで、右上にある比較的明るい星がおうし座β星、左中央あたりにあるのがふたご座1番星です。
 
イメージ 2





 
 
 
 
 

夕方の西空で、月齢約4の月と金星が約1.9°まで接近しました。

拡大するより肉眼で見たほうが印象的でした。
 

イメージ 1

撮影時刻:20170102171502

露出時間等:1sec露光

レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離18mm、絞りF/3.5

 

 

 

イメージ 2

撮影時刻:20170102171220

露出時間等:1/80sec露光

レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離250mm、絞りF/6.3

 

(共通)
カメラ:EOS60DaISO200)(RAWJPGL))
架台等:HANZA三脚固定

画像処理:PSEでトーンカーブ、彩度調整等

撮影場所:自宅屋上観測所

 

 

 

 あけましておめでとうございます。今年はより高い見晴らしの改善された場所から星空を見ることができます。家族の理解に感謝しています。
 


イメージ 1


撮影時刻:20160101072823
露出時間等:約1/8000sec
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離18mm、絞りF/3.5
カメラ:EOS60DaISO1600)(RAWJPGL))
撮影場所:自宅屋上観測所

 

観測場所が自宅ベランダから、自宅屋上(バルコニー)に変わったため、自宅から北天の日周運動が撮影できるようになりました。ちょうど筑波山の真上に北極星があります。
よく見ると多数の飛行機の軌跡が写っています。CCD-CLSフィルターは緑から黄の波長を大幅にカットするので、視野の色は青が優勢になります。

イメージ 1

 
撮影時刻:20161223222543秒>235631秒(最初と最後の画像の露出開始時刻)
露出時間等:約30sec露光で164枚撮影(飛行機の光が大きなコマを一部カット)
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離18mm、絞りF/3.5
カメラ:EOS60DaISO1600)(RAWJPGL))、CLS-CCDフィルター(ボディ内)
架台等:HANZA三脚固定
画像処理:SiriusCompで比較明合成、PSEでトーンカーブ、彩度調整等
トリミング:少しだけトリミング(3400ピクセルx5100ピクセル)
撮影場所:自宅屋上観測所
 
 
 
 

月の下には金星(左)と土星(右)が輝いています。これから金星は段々と太陽から離れ(東方最大離角2017/01/12)、大きく、明るく(最大光度2017/02/17)なります。

 

イメージ 1

撮影日時:20161103173240ころ

露出時間等:4秒(ISO400
レンズ:AiNikkor 35mmF24
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da
画像処理:RAW画像をDPPでトーンカーブ調整等
トリミング:2000ピクセルx3000ピクセル
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

 

ここ数ヶ月、一晩中晴れるということはほとんどありませんでしたが、わずかに晴れることが数回ありました。週の平日、夕方曇っていて、夜半過ぎから晴れる場合などはなかなかそのチャンスを活かすことが出来ません。

今回は、GPV天気予報が夜半過ぎから晴れを予想していましたが、翌日の仕事が辛いのでサクッと流し撮りで撮影するにとどめました。どうして連休の間に晴れないのでしょうか。

星空をあまり見ないまま季節はめぐり、夜半すぎには冬の空の撮影好機になっています。東天にはしし座がのぼり、後一月ほどでしし座流星群の時期となります。その頃には良い天候が続くようになると良いですね。
 
イメージ 1

オリオン座付近
撮影時刻:20161012013134秒>013418秒(最初と最後の画像の露出開始時刻)
露出時間等:約30sec露光で6枚撮影(総露出時間:3min
レンズ:Ai Nikkor 35mmF2F4)(マウントアダプター使用)
カメラ:EOS60DaISO800)(RAWJPGL))フィルター無し
架台等:HANZAの三脚
画像処理:SiriusCompで比較明合成後、PSEでトーンカーブ、彩度調整等
トリミング:無し
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

引き続き、831日夜の火星、上下に土星とアンタレスです。
 
イメージ 1

撮影時刻:20160831日19時4216秒から5813秒の間
露出:13sec露光で73枚(RAW画像をDSSでスタック処理)
カメラ:EOS60DaISO400)(RAWJPGL))
レンズ:AiNokkor35mm(焦点距離35mmF/2.0(絞りF/2.8))
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(放置)
画像処理:Raw画像73枚をDSSでスタック、ダーク、フラット画像はなし、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

固定撮影してSiriusCompで比較明合成です。

イメージ 2

撮影時刻:20160831200136-1731秒の間
露出:13sec露光で73
カメラ:EOS60DaISO400)(RAWJPGL))
レンズ:AiNokkor35mm(焦点距離35mmF/2.0(絞りF/2.8))
架台等:AZ-EQ6GT駆動停止
画像処理:SiriusCompUFRaw連携)でRaw画像を73枚比較明合成後、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

 

引き続き、火星、上下に土星とアンタレスの並びですが、火星の移動が速いです。雲は少なめでした。
 
イメージ 1

撮影時刻:20160830日19時5355秒から200058秒の間
露出:25sec露光で15枚(RAW画像をDSSでスタック処理)
カメラ:EOS60DaISO200)(RAWJPGL))
レンズ:AiNokkor35mm(焦点距離35mmF/2.0(絞りF/2.8))
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(放置)
画像処理:Raw画像15枚をDSSでスタック、ダーク、フラット画像はなし、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

固定撮影してSiriusCompで比較明合成です。空が明るいところでは比較明合成のほうが見栄えが良いように思われます。


イメージ 2


撮影時刻:20160830200820-1423
露出:25sec露光で14
カメラ:EOS60DaISO200)(RAWJPGL))
レンズ:AiNokkor35mm(焦点距離35mmF/2.0(絞りF/2.8))
架台等:AZ-EQ6GT駆動停止
画像処理:SiriusCompUFRaw連携)でRaw画像を14枚比較明合成後、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

 

25日に続いて、中央が火星で、上下に土星とアンタレスです。火星の位置が変わっているはずです。何日か続けて撮影出来たら並べてみたいと思います。
 
 
イメージ 1

撮影時刻:20160826日200123-0138
露出:15sec露光(RAW画像を処理)
カメラ:EOS60DaISO400)(RAWJPGL))
レンズ:AiNokkor35mm(焦点距離35mmF/2.0(絞りF/2.8))
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(放置)
画像処理:DPPRaw画像を調整後、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

下の写真は、固定撮影してSiriusCompで比較明合成しましたものです。
こちらも雲が流れています。
 
イメージ 2

 

20160826_19h42m23s_59m50s_15sISO400.JPG
撮影時刻:20160826194223-6005
露出:15sec露光で62
カメラ:EOS60DaISO400)(RAWJPGL))
レンズ:AiNokkor35mm(焦点距離35mmF/2.0(絞りF/2.8))
架台等:AZ-EQ6GT駆動停止
画像処理:SiriusCompUFRaw連携)でRaw画像を62枚比較明合成後、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

 

真ん中の一番明るい星が火星で、すぐ下がアンタレス、少し離れて上にあるのが土星です。一日前はもっと一直線上に並んだのですが、ようやく今夜は晴れました。
 
イメージ 1

撮影時刻:20160825193248-3303
露出:15sec露光(RAW画像を処理)
カメラ:EOS60DaISO400)(RAWJPGL))
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離35mm、絞りF/4.5
架台等:AZ-EQ6GT恒星時駆動(放置)
画像処理:DPPRaw画像を調整後、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

次に、固定撮影で流してみました。SiriusCompで比較明合成してあります。色調がうまく合いませんでしたが、こちらもわかりやすいと思います。追尾するときは、ソフト系のフィルターをかけないとインパクトが無いですね。広角の星野写真はデジタルでは星が締まりすぎるので、逆の工夫が必要です。

 

イメージ 2

撮影時刻:20160825193349-3926
露出:15sec露光で20
カメラ:EOS60DaISO400)(RAWJPGL))
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離35mm、絞りF/4.5
架台等:AZ-EQ6GT駆動停止
画像処理:SiriusCompUFRaw連携)でRaw画像を20枚比較明合成後、PSEjpg化等、少しトリミング
撮影場所:自宅ベランダ観測所

 

つくばに住んで40年近くなりますが意識してカノープスを見たことがありませんでした。南極老人星、南極仙翁、南極寿星などと呼ばれ、なかなか見られず、見ると寿命が伸びるという伝説もあるようです。
 
南の開けた場所でないと見られないので、筑波山に行ってきました。筑波山ロープウェイでは、12月から2月にかけての土日と祝日の夜、スターダストクルーズ(夜の空中散歩)と銘打って、通常は17時までのロープウェイの運行が21時まで延長されており、中腹のつつじヶ丘駅から、海抜840mの女体山駅まで約6分で行けます。
21時までというところがネックで、2月上旬でカノープスが南中するのがその頃なので、最終便に乗り遅れないようにすると、南中ギリギリです。今回は、2055分まで粘って急いで撤収して帰ってきました。(なお、後でちゃんと計算すると南中時刻は2040分ころでした。撮影開始がちょっと遅かったです。)
 
筑波山から南の方向はつくば市や土浦市の市街地が広がっており、更にその先には成田空港があります。11日の夜はやや靄がかかっており、地平線付近は結構明るいです。双眼鏡で見てみましたが、飛行機も多く、その時はどれがカノープスかちょっと自信がありませんでした。
撮影は1枚の露出を15秒に留めて、日周運動を比較明合成で撮影しました。日周運動で見ると、どれが星か飛行機か、よくわかります。
写真で、上端中央やや左にある明るい星がシリウスで、下端中央がカノープスです。カノープスの見つけ方として使われるおおいぬ座の下半身の三角も左側に写っています。シリウスは全天で一番明るい恒星ですが、カノープスは2番目です。
 

イメージ 1

撮影日時:201602112045分から54分まで
露出時間等:15秒露出で33枚連写(概ね17秒間隔)(ISO800
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離28mm、絞りF/4
カメラ:CANON EOS60Da ISO800RAW+JPEG(L)
画像処理:RAW画像をSiriusCompで比較明合成、DPPでトーンカーブ調整等
架台:HANZA三脚固定
撮影場所:筑波山ロープウェイ女体山駅展望台

その他

 
女体山駅の緯度が北緯36°1330″、カノープスの赤緯が-52°4144″なので、大気の浮き上がりと標高を無視すれば南中の時の地平線からの高度は1°0446″になります。
また、地球の半径が6371kmで女体山駅の標高が840mであることから計算すると、地平線が約56′下がりますので、大気の浮き上がり無しで高度2°くらいです。
地平大気差(高度0°)は約35′ですが、高度2°だとそんなには浮き上がらないので見かけの高度は2°少しでしょう。でも意外と高かったですね。
 
また、女体山駅の経度は140°0622″、カノープスの赤経が06h23m57sなので、地方恒星時の計算から、211日のカノープスの南中時刻は、2040分ころでした。もう少しちゃんと計算してから行けばよかったです。
 
写真で確認はできましたが、双眼鏡で見た時は確信がなく、裸眼では視認できなかったので、見えたと言って良いものか微妙です。天気が良ければもう一度挑戦してみたいです。
 
イメージ 2

筑波山には日陰にはまだ雪が残っていました。道路脇にも一部雪があり夜間凍結注意です。まだ寒いです。

スターダストクルーズは、228日が最終で、最終日は往復1000円のところ500円に割引されるようです。
 

金星と土星が見かけ上の大接近をしてから約1ヶ月がたちました。
右上から土星、月、金星です。電柱やら屋根が邪魔で構図的に苦しいですね。右側中央には、アンタレスも写っています。左下隅に水星もあるはずですが、・・・。明日の朝はもう少し東側が開けているところに出かけてみます。


イメージ 1


撮影日時:20160205060034
露出時間等:1/8秒(ISO800
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離24mm、絞りF/4
カメラ:EOS 60Da
三脚:HANZA
トリミング:なし
場所 自宅ベランダ観測所
その他
 

月のそばに木星がありました。てんびん座に火星、さそり座に土星、朝焼けの空には金星や水星が並んでいます。今夜にかぎらず、しばらくは月が次々と惑星に接近してゆきますが、天気が悪くなりそうなので一通り撮影してみました。惑星撮影向きの機材ではなく、また、気流状態も悪く、土星以降は高度が低く大気で分光器みたいになっていますが、一晩で、月火水木金土日という雰囲気だけ感じていただければ幸いです。
 
共通データ
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、DPPでトーンカーブ調整等
トリミング:500ピクセルx500ピクセル(約5.3'×5.3')最近の月の拡大と同じ
場所 自宅ベランダ観測所
 
 
最初は木星です。しし座とおとめ座の間あたりにいます。本体と、衛星とそれぞれに露出を合わせて見ました。
木星
イメージ 1

撮影日時:20160127233150ころ
露出時間等:1/100秒(ISO800)で7枚位撮影し、Registaxでスタック合成
 
木星と衛星
イメージ 2

撮影日時:20160127233203ころ
露出時間等:1/4秒(ISO800)で11枚位撮影し、Registaxでスタック合成
 
 
次に火星です。おとめ座とてんびん座の間にいます。530日に中接近になりますが、まだ遠くて小さいです。
イメージ 3

撮影日時:20160128050020ころ
露出時間等:1/20秒(ISO800)で22枚位撮影し、Registaxでスタック合成
 
土星はさそり座のアンタレスの近くにいます。まだ高度が低く、若干大気層で分光器状態ですが、かろうじて輪がある様子がわかります。

イメージ 4

20160128_04h58m57s56_13_IS800reg017t.JPG
撮影日時:20160128045900ころ
露出時間等:1/13秒(ISO800)で17枚位撮影し、Registaxでスタック合成
 
 
金星は十分明るく空が明るくなって良いのでもう少し高度が高くなってからのほうが本当は良いのでしょう。きれいな虹色に見えています(汗)。水星も金星もいて座にいるはずですが、空が明るくなってきているので背景の星座は見えません。
イメージ 5

撮影日時:20160128061256ころ
露出時間等:1/400秒(ISO800)で3枚位撮影し、Registaxでスタック合成
 
水星は肉眼ではよく見えませんでした。望遠鏡の中では結構明るく見えていました。屋根と電信柱の間から覗いています。形もよくわかりません。
イメージ 6

撮影日時:20160128061426ころ
露出時間等:1/30秒(ISO800)で10枚位撮影し、Registaxでスタック合成
 
そうこうしているうちに朝日が昇ってきました。これはスマホで手持ち撮影です。
太陽面の撮影はまだフィルターの調整が出来ていないのでこれで我慢です。ベランダも日の昇る頃には洗濯物に場所を譲らないといけないので仕方ありません。
イメージ 7

撮影日時:20160128065901ころ
露出時間等:1/800秒(ISO40
カメラ:XperiaSOL24
 
月は、前の記事にあるので、取り敢えず、一晩で、月火水木金土日(順不同)でした。高度が違い大気の状態の影響の受け方も違うので正確ではありませんが、おおよその各惑星の大きさの違いがわかると思います。
 
 

金星と土星の見かけ上の大接近の前後の様子です。9日未明には、0.5°以下の距離になっていましたので、拡大撮影もしてみました。

 さそり座のアンタレス付近が右下になりますが、へびつかい座を背景に、土星の近くを金星が西から東に向かって通過してゆきました。9日未明と10日未明の間の約24時間の動きです。

 固定撮影ですが、ベランダに三脚を置いているので、やや不安定でした。

 

イメージ 1


イメージ 2

撮影日時:(上)20160109054811
     (下)20160110054643
以下共通
露出時間等:15秒(ISO800
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3HSM(焦点距離50mm、絞りF/5
カメラ:EOS 60Da
三脚:HANZA
トリミング:2361ピクセルx1758ピクセル
場所 自宅ベランダ観測所
 
9日には、間隔が1°以下でAL107PHの直焦点の視野内に入るので拡大撮影しました。
明るさがかなり違うので、金星に対しては完全に露出オーバーです。拡大して見てもらえると土星のリングも見えています。


イメージ 3

撮影日時:20160109062523
露出時間等:1/40秒(ISO800)でRAW1
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)直焦点
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da
画像処理:DPPでトーンカーブ調整等
トリミング:2850ピクセルx2850ピクセル(約1°×1°)
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 
 
 最初の2枚の写真を見て分かる通り、最接近は、9日の朝の写真より後で、13時ごろでした。9日の拡大写真では金星と土星の距離は約0.4°くらいですが、その1/4まで近づいていたはずです。大接近が観望できたヨーロッパ南部の人たちが羨ましいですね。
 
 
 

金星と土星がまもなく見かけ上の大接近となりますが、一足先に月(月齢26.4)も一緒に近くに見えます。夜半すぎまで曇っていましたが、明け方になってようやく晴れました。諦めていたので、月は撮影準備が間に合いませんでした。起きてみないとわからないものです。

上から月、金星、土星、右下にアンタレスが写っています。


イメージ 1

撮影日時:20160107060655
露出時間等:1/4秒(ISO800
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離43mm、絞りF/4.5
カメラ:EOS 60Da
三脚:HANZA
トリミング:3000ピクセルx2000ピクセル
場所 自宅ベランダ観測所

その他

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

イメージ 1

平成28年元旦(2016/01/01)
               星々想々 拝

肉眼でも地球照が見られましたが、撮影して見ると思いの外たくさんの星々が見られました。星を見やすくするため低照度部分のコントラストを強調したので月のゴーストやハローも目立ってしまいました。

月がまもなく近隣の屋根に隠れてしまいますが、東側の星たちはあと十分以内に星食が起こるような配置です。環境に恵まれた方は観測されたことと思います。

月の位置は赤経18h18m、赤緯-18°17′付近で、いて座の散開星団M24と重なるような位置です。今月26日はアルデバランの食がありますが、ちょうど満月という条件の悪さで観測は難しそうです。



イメージ 1

月齢3.6の地球照と背景の星々AL107PH+2xTeleplusPRO300
20151115172609

撮影日時:20151115172609EXIFデータによる)

露出時間等:1秒(ISO3200
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:DPPでコントラストカーブ調整等
トリミング:なし
場所 自宅ベランダ観測所

その他

27日は日中強い南風が吹いて枯れ葉がすっかり落ちてしまいました。夕方から雲の動きが激しく、朝方には小雨も降りましたが、夜明け近くになってすっきりと晴れました。

時間が遅くなってしまったのですが、さすが、金星、木星は見えています。火星はちょっと無理のようでした。肉眼で見るともっとずっと明るい印象ですが、カメラで撮影すると払暁のグラデーションに飲み込まれてしまいました。写真は、定量的には正しい画像なのでしょうが、印象に残る風景とは異なるものです。人間の目と脳の画像処理能力によるものでしょう。錯覚を生み出すこともありますが。

最近はやりの「星景写真」はセンスが必要ですね。ちょっと苦手です。

 

金星と木星はどんどん離れていってしまいます。移り気な金星は次は火星に接近します。


イメージ 1

金星と木星

位置:しし座の獅子の後ろ足付近
視等級:金星:-4.4mag、木星:-1.9mag
撮影日時:2015 10月28053531秒~(EXIFデータより)
露出時間等:1/10秒(ISO800)一枚撮り
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3HSM(焦点距離21mm、絞りF/3.5
フィルター:なし
架台:固定三脚
カメラ:EOS 60DaISO800)(JPGL+RAWL))
画像処理:DSSPSERAW画像をレベル調整、等
トリミング:なし
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

惑星の移動は目標物がないと分かりづらいですが、金星、木星、火星が並んで相互位置関係が変わってゆく様子はなかなか見ものです。今朝は少し雲が出ていて暗い星が見えにくくなってしまいました。金星が、木星から離れ火星に近づいて行きます。

イメージ 1

 

 20151027_042427140_15s_ISO1600a

金星と木星、火星の会合

位置:しし座の獅子の後ろ足付近
視等級:金星:-4.4mag、木星:-1.9mag、火星:1.7mag
撮影日時:2015 10月27042427秒~(EXIFデータより)
露出時間等:15秒(ISO1600)一枚撮り
レンズ:SigmaDC18-250mm1:3.5-6.3 HSM(焦点距離21mm、絞りF/3.5
フィルター:なし
架台:固定三脚
カメラ:EOS 60DaISO1600)(JPGL+RAWL))
画像処理:DSSPSERAW画像をレベル調整、等
トリミング:なし
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

西方最大離角の金星に木星が近づきました。71日に大接近(0.4°位)ほどではありませんが、26日の朝はそれに次ぐもので、約1.0°です。光度は、金星が最大輝を若干過ぎていますが-4.4等級、木星は-1.9等級ですので、とても明るくて見応えがあります。やや下に火星も1.7等級で見えています。

背景はしし座で、獅子が地平線から飛び上がろうとしている格好です。自宅ベランダからの固定撮影なので、前景はあまり良くないですね。邪魔なところに電線が横切っています。月曜の朝なので景色の良い所まで出かけるのはちょっとつらかったのでパスです。


イメージ 1

金星と木星、火星の会合

位置:しし座の獅子の後ろ足付近
視等級:金星:-4.4mag、木星:-1.9mag、火星:1.7mag
撮影日時:2015 10月26日042724秒~(EXIFデータより)
露出時間等:15秒(ISO1600)一枚撮り
レンズ:Sigma Zoom 18-250mm(焦点距離21mm)絞りF/3.5
フィルター:なし
架台:固定三脚
カメラ:EOS 60DaISO1600)(JPGL+RAWL))
画像処理:DSSPSEでレベル調整、等
トリミング:なし
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

イメージ 1

 しばらく良い天気が続いています。9日の朝は、月と金星の接近です。下の方に木星もかすかに写っています。すでに空が明るくなってきてしまいましたが、30分程度前には火星やレグレスなどもあり、賑やかな東天でした。10月末には木星と金星、火星などがもっとコンパクトに会合して良い眺めになるでしょう。


撮影日時:20151009日051218
露出時間等:1/40秒(ISO1600RAW一枚撮り
レンス:タムロンズーム18-250mm18mmF/7
架台:手持ち
カメラ:EOS 60DaISO1600
画像処理:DPPでレベル調整、等
トリミング:適宜
場所 自宅付近のテニスコート

その他

 
 月と金星のみAL107PH直焦点で撮影しました。視野はノートリミングです。最接近を1~2時間過ぎてしまっています。金星は完全に露出オーバーですが、よく見ると三日月状なのがわかります。

 
イメージ 2

撮影日時:20151009041920秒~画質JPG(L)45秒間高速連写

露出時間等:1/160秒(ISO800)で210枚位高速連写し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)直焦点
架台:AZ-EQ6GT恒星時放置駆動
カメラ:EOS 60DaISO800)、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、DPPでレベル調整、等
トリミング:なし(縦1.82°×横1.21°位に相当)
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

 撮影は20時ちょうどですが、1741分が今回の最接近時刻なので、やや月が東に行き過ぎています。

前回の撮影出来たのは、56日の早朝(深夜)でしたが、やや離れているのと、望遠鏡を101EDからAL107PHに変えて、焦点距離が1割位長くなったことがあって、視野の対角ギリギリでなんとか撮影出来ました。APS-Cサイズにも関わらず、周辺では像も悪くなってしまいました。フィールドフラットナーまたはレデューサーを組み合わせた方が良かったかもしれません。

画像は、RAW1枚から、月を消して土星のみをレベル調整して強調した画像を作って、元の画像と再合成したものです。

 

イメージ 1

月齢10.387の月と土星(AL107PH直焦点)

撮影日時:2015726200017

露出時間等:1/320秒(ISO800RAW
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)直焦点
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da
画像処理:DDPPSEでレベル調整、SiriusCompで再合成
トリミングなし
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

少しだけ晴れました。でも明日、明後日は天気が悪そうです。7月1日の接近の時は無理っぽいので、今夜の分だけ先にアップしておきます。
木星の衛星に露出を合わせてみました。薄雲のせいもあり金星は大きな暈をかぶっています。

イメージ 1

望遠鏡:Borg101ED直焦点
カメラ:EOS60Da(ISO3200)
日時:2015年6月29日19時57分
露出:1/15秒


次にこちらは、なんとか金星が半月より少しかけているのがわかります。
イメージ 2



望遠鏡:Borg101ED直焦点
カメラ:EOS60Da(ISO3200)
日時:2015年6月29日19時59分
露出:1/1600秒


 55日の深夜というか、月の高度が高くなるのを待っていたら、うっかり居眠りしてしまったので6日になってしまいましたが、月の近くに土星がいます。右下にありますが間に月2個分くらい入りそうですので、1度ちょっと離れているのでしょうか。つるプラ(http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2015/new1505_01.html)によれば、「最も近づくのは56日の1時半ごろで、間隔は1.2度です。」とありますので、まあ、頃合いでしょう。
 
露出を月と土星の両方に合わせるのは難しいので本来HDR処理するべきでしょうが、まだ慣れていないので、79枚中63枚をRegistaxした画像を元に、月に合わせて画像処理した画像に、土星に合わせて明るさコントラストを調節した画像の月を塗りつぶした土星のみの画像を比較明合成して見ました。
 
イメージ 1

月は大体1時間で直径分くらい(30(minutesof arc))動くので、1分間に30(seconds of arc)位動きます。Registaxするための120枚の撮影に約40秒かかるので、土星の直径分くらい月と土星の位置関係は動いているはずですが、見てもわからないような気がします。
 
 
月齢と土星
撮影日時 2015560150分から
露出時間等 1/500秒(ISO640)で120枚撮影し63枚を半手動
望遠鏡 BORG101ED直焦点(D101mmf640mm)
架台 AZ-EQ6GT月速度駆動放置
カメラ EOS 60Da、低速連写モード撮影
画像処理 Registaxでスタック処理、DDP等でシャープネスコントラスト比較明合成等処理
場所 自宅ベランダ観測所
その他
 

27日未明に、冬の大三角に続いてシリウスから南の撮影をしてみました。一番明るいのがシリウスで、右上にオリオン座が写っています。


イメージ 1

撮影日時 
201412270104分から0304分まで、各30秒露出で221枚撮影
レンズ AFNikkor 20mmF2.8(F4)EFマウントアダプタ、KenkoProsoftonA
カメラ EOS 60Da LPR-N内部フィルタ、ISO1600、連写モードで撮影、レリーズはずっとON
画像処理 SiriusCompで比較明合成
架台 HANZA三脚
場所 自宅ベランダ観測所

 

この日周運動写真を見ると、右下がかなり光害の影響を受けています。固定撮影にしか使えない方法ですが、日周運動を撮影した連続画像を比較暗合成すると、星像はたいてい消され、画面に固定した明暗パターンのみが残ります。これはいわばバックグラウンドになるので、YIMGで画像データを用いるバックグラウンド補正のデータとして、引き算で処理をしてみました。それなりに光害の影響は補正されているようです。予想される欠点としては、広がりのある天体、特に天の川は比較暗合成でもパターンが残るので引き算すると消えてしまうか変なパターンが残ってしまいそうなことです。

左下の屋根が元の黄色っぽい色とは逆の青色になって残っているので、完全には消せないですね。周辺減光の影響は残っているはずですが、こちらはフラット画像があればできるはずですし、こちらはまだノウハウが得られていませんが単純な関数補正でもある程度できると思います。順番としては、比較暗合成と比較明合成のファイルに、フラット補正(乗算)を行ったあとに、引き算すればよいかと思います。

イメージ 2


左下の屋根が元の黄色っぽい色とは逆の青色になって残っているので、完全には消せないですね。周辺減光の影響は残っているはずですが、こちらはフラット画像があればできるはずですし、こちらはまだノウハウが得られていませんが単純な関数補正でもある程度できると思います。順番としては、比較暗合成と比較明合成のファイルに、フラット補正(乗算)を行ったあとに、引き算すればよいかと思います。
 コントラストを上げてみると周辺部に周辺減光とは違ったパターンが見えるので、比較暗合成した背景画像をよく見てみました。

イメージ 3

 比較暗合成しただけのファイルのコントラストを上げてみると、もっと変なパターンが浮かび上がってきました。まるでシアリング干渉計でみた球面収差パターンのようにも見えます。これは何なのでしょうか。考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 自宅ベランダから南天の日周運動を撮影しました。冬の大三角を最初中心に入れており、一番明るいのがシリウスで、右上にオリオン座、左上にプロキオンが写っています。
このような日周運動を撮影する場合、一番よい構図の位置から左右バランスが取れるようにするのが良いと思いますが、もっと左の方に寄せてから開始すべきでした。そこで、トリミングして多少ごまかして見ました。
 当日は久しぶりに透明度が高く、比較的かぶりが少ない写真が撮影出来ました。
家庭の事情により自宅ベランダからの撮影でした。 
 
イメージ 1

撮影日時 201412262440分から0031分まで、各30秒露出で94枚撮影
 レンズ AFNikkor 20mmF2.8(F4)EFマウントアダプタ、KenkoProsoftonA
カメラ EOS 60Da LPR-Nフィルタ(ボディ内)、ISO1600、連写モードで撮影、レリーズはずっとON
画像処理 SiriusCompで比較明合成
架台 HANZA三脚(1970年、中学生の時に、お年玉で買ったものです。)
場所 自宅ベランダ観測所

16日の夜、日周運動撮影の再チャレンジです。月の出はだんだん遅くなってきます。露光10秒インターバル5秒で約78枚の比較明合成(SiriusComp+UFRaw)です。筑波山もちゃんと入りました。
カシオペア座が下方通過中です。この向きならW字に見えます。
こうしてみると、飛行機がたくさん飛んでいます。
SIGMA18-250mmF3.5開放、CANON EOS60Da、ISO1600

イメージ 1



このページのトップヘ