こちらは梅雨空でほとんどチャンスがありませんでした。
北半球から見える彗星としてはかなり久しぶりの立派な彗星のはず、です。

明け方の空では全くチャンスがなく、ようやく19日の夕方に北西の空に見えました。
2~3等級ぐらいでしょうか。
もっとも、全体に薄雲があり、低い空はさらに厳しいので双眼鏡でようやく見える感じです。
それでも、尾のある姿を見ることができ、久しぶりの感激です。
晴天で空の暗い地域での写真を見るととてもうらやましいですが、自宅からでも見えたのでとりあえず満足しておきたいと思います。

20200719_20h17m37s00_8.0s_ISO3200AAS
C/2020F3 (NEOWISE彗星)
2020年07月19日 20h17m37s(8sec)
Canon EOS 60Da (ISO3200) 
EF18-55mm(55mm、F/5.6)(トリミングあり)
自宅スカイバルコニー星見台(つくば市)にて、固定撮影
DPP4で明度・コントラストを調整

中央上部の明るい星がおおぐま座のθUMa星で、下の方に左右に並んでいるのが同じくおおぐま座の、κ、ι星です。ちょうどおおぐまの前脚のひじからつま先の間、というような位置です。

その後、晴天に恵まれず、もしかしたらこれが見納めだったかもしれません。