星は空の彼方、月よりも遠く

晴観雨作、晴れたら星空観望、降れば望遠鏡工作、永遠のビギナーを抜けられず、日々悶々としています。

November 2015

冬型になり寒くなってきました。満月過ぎの月です。欠け際が地球の方向に振れているので、危機の海などがいつもより丸く見えます。その南の豊かの海の縁の欠け際にくっきり見えるクレーターはラングレヌスです。
上空大気の状態のせいか細かいところは見えにくいです。


イメージ 1

月齢:15.754AL107PH+2xTeleplusPRO300
20151127205330
月の位相:200.669°、月の輝面比:96.782
月の地心距離:372,487km、平均との比率:96.901
 
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2015/11/27 20:53:30
月の自転軸の北極方向角:0.463°
地球から見た月面中点の月面緯度:6.579°、月面経度:5.971°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.44°、月面経度:-19.53°     
 
撮影日時:20151127205330ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)
露出時間等:1/320秒(ISO800)で200枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、DPPでトーンカーブ調整等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所
その他


夕方晴れていて月がきれいでしたが、家に帰るころには曇ってしまいました。その後、寝る前に外を見ると中天に煌々と月が輝いていました。変わりやすい天候です。この後、一旦天候が崩れて冬型になり、週末は期待できそうですが、満月直後なので対象が難しいです。

月は、秤動の関係で北極側が地球に向いています。プラトーの北側で光条が目立ってきているのは、アナクサゴラスというクレーターです。その左の欠け際にある中央丘のあるクレーターはピタゴラスですが、ちょっとギリギリです。

 

イメージ 1

月齢:12.826AL107PH+2xTeleplusPRO300

20151124223730
月の位相:161.099°、月の輝面比:97.304
月の地心距離:363,208km、平均との比率:94.487
 
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2015/11/24 22:37:30
月の自転軸の北極方向角:-16.659°
地球から見た月面中点の月面緯度:5.053°、月面経度:2.206°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.39°、月面経度:15.98°      
 

撮影日時:20151124223730ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)

露出時間等:1/400秒(ISO800)で160枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、DPPでトーンカーブ調整等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

前回の記事(http://blogs.yahoo.co.jp/thought_of_stars/17331278.html )の最後で「M-Genにはさすがにドリフト法支援モードはないだろうな・・・。」とつぶやいたところでしたが、世の中、私が思っているより遥かに先に進んでいるようです。
 

先ほど、「星空日誌 |天体写真の世界 by ryutaohttp://blog.ryutao.main.jp/?eid=1039667 を読ませていただいたのですが、M-GENにドリフト法の極軸合わせ支援機能が追加される(された?)とのことです。

 
早速、検索してみたところ、ファームウエア2.30がダウンロードできるとの記載がありました。これは正式リリースと考えて良いのではないかと思います。ただいま、ダウンロードして新機能の説明を読んでいるところです。ファームウエアの更新が必要です。
http://www.teleskop-austria.at/information/pdf/MGEN_LACERTA_MGEN_FIRMWARE_2_30.zip
イメージ 1

イメージは、前記ZIPファイル中の「09_LACERTA_MGEN_Polar_Alignment_Quickguide.pdf  より引用。


なお、これに出てくる、Scheinermethod というのは、一般に「ドリフト法」と呼ばれている極軸調整方法の開発者の名前(Julius Scheiner 1858 – 1913)にちなんだもののようです。(参考文献:「WCS WebCamScheinern V1.31 日本語マニュアル」http://wcs.ruthner.at/Manual-JP.pdf )

 

 ケプラー式望遠鏡を実際に最初に製作したらしい、Christoph Scheiner、(1575 – 1650)とは別人のようですね。

 

また、GooglePlayに、「Scheiner Calculator」というアプリが登録されており、これは、M-GENとおそらく同様アルゴリズムで、極軸合わせの計算をしてくれるもののようです。すでに多くの方がお使いになっているのかもしれません。

 
我が身の無知を恥じるばかりです。さらに言えば、言語の壁は大きい・・・・。実際に使ってみたら改めて報告したいと思います。


下り坂の空模様で、月には大きな暈がかかっていました。ぼんやりと雲を通して月が見え、朧月というのでしょうか。まあ、春ではないですが。こんな夜も良いでしょう。


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月   齢:10.789

月の位相:133.134°、月の輝面比:84.186

月の地心距離:363,998km、平均との比率:94.692

撮影日時:20151122214340

露出時間等:1/30秒(ISO800)でJPEGL)画質で170枚位撮影したものの1
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:コントラスト調整等
トリミング:無し
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 
 



オーストラリアでの仕事のめどが付き、帰国予定が決まった1987年の10月ころに、南天の星座をまとめて撮影しておきました。帰国のドサクサで詳細な撮影データが行方不明になってしまいましたが、Astrometry.netのおかげで、対象星座や視野の広さ(使用レンズ)がわかります。露出時間はおおよそですが、背景のカブリから10分程度と推定しました。
解析結果に出てくる南天の星座の英語略称の一覧を最後に付けておきました。
 
共通データ
レンズ:Super Takumar 50mm F1.4F2.8
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:TS65P(初代P型)+モータードライブHD4、ガイドはP型主鏡(D65mm,f500mm)にVixenGA2暗視野ガイドアダプタ-(2x)、アイピースはタカハシHi-Or2.8mmで手動補正
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し
撮影場所:シドニー郊外の借家庭

その他

 



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天の南極付近
 

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くじゃく座、はちぶんぎ座
 

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くじゃく座
 

イメージ 4
ぼうえんきょう座、いて座、みなみのかんむり座
 

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インディアン座
 

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つる座
 

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みずへび座
 

イメージ 8
きょしちょう座
 

イメージ 9
ほうおう座
 

イメージ 10
みずへび座、レチクル座
 

イメージ 11
エリダヌス座
 

イメージ 12
かじき座と大マゼラン星雲(右中)、小マゼラン星雲(右下)
 

イメージ 13
レチクル座
 

イメージ 14
ほ座、テーブルさん座
 

イメージ 15
とも座
 

イメージ 16
がか座
 

イメージ 17
りゅうこつ座
 

イメージ 18
アルゴ座(とも、ほ、りゅうこつ、らしんばんの4つに分かれていますが)
 
 
 
南天の星座の英語略称(アルファベット順)
Caelum (Cae) ちょうこくぐ座
Canis Major (CMa) 
Carina (Car) りゅうこつ座
Columba (Col) はと座
Corona Austrina (CrA)  みなみのかんむり座
Dorado (Dor) かじき座
Eridanus (Eri) エリダヌス座
Fornax (For) ろ座
Grus (Gru)つる座
Hydrus (Hyi) みずへび座
Horologium (Hor)  とけい座
Indus (Ind) インディアン(インドじん)座
Mensa (Men) テーブルさん座
Octans(Oct) はちぶんぎ座
Pavo (Pav) くじゃく座
Pictor (Pic) がか座
Puppis (Pup) とも座
Pyxis (Pyx) らしんばん座
Reticulum (Ret) レチクル座
Sagittarius (Sgr) いて座
Telescopium (Tel) ぼうえんきょう座
Tucana (Tuc) きょしちょう座
Vela (Vel) ほ座
 
 

先日から天気の悪い時は昔の整理してます。

すでに幾つかのオーストラリアの星空をアップしていますが、シドニー滞在時は、北部郊外のPymbleという街の借家に住んでいました。シドニーの中心から鉄道(ノースショア線)で1時間位のところです。緑の豊かなところです。駅から徒歩15分位ですが、2つくらい谷を越えて行きます。家の周囲はユーカリなどの高木が多かったですが、やや小高いところに家があるので、星空を見るのにそれほど邪魔にもなりません。家の敷地は1/4エーカー(約1012平米)で、日本なら豪邸ですが、向こうでは標準的な広さです。3LDKの平屋ですが、ひと部屋の大きさは日本の倍くらいありました。
なお、残念なことに特に興味のある南側の星空はシドニー中心部に向かっているので明るいです。
 
さて、まず、天の南極付近の日周運動ですが、50mm標準レンズにコムラーテレモア952x)をつけて100mmにしてやや望遠で3時間固定撮影したものです。30年経つので、いまなら歳差運動で少し違って写るかもしれません。それほどの量ではないでしょうけれども。
 
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天の南極、やや拡大

撮影日時:198706271825分~2125(現地時刻)

露出時間等:3時間(固定)
レンズ:Super Takumar 50mm F1.4F4)+コムラーテレモア952x
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:HANZA三脚
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し
撮影場所:シドニー郊外の借家の庭

その他

 

南半球では、カシオペアや北斗七星の代わりに、南十字星を使って天の南極の方向を知ることが出来ます。誰でも知っていますよね。実際に見るとこんな感じです。右上の木の先あたりにやや傾いた南十字星があります。十字の長手方向が天の南極を指し示しています。



イメージ 2

南十字星から天の南極

撮影日時:198703070424分~0439(現地時刻)

露出時間等:15分間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mm F2F3.5
撮影地:シドニー郊外の借家の庭

その他は同じ

 

何度か、天の南極付近を固定で撮影したので、極軸望遠鏡で合わせられそうです。ガイド撮影もしてみました。大体似たような構図です。空の明るさはいまいちです。南十字星の左下にケンタウルス座α、βも写っています。

 

イメージ 3

南十字星から天の南極

撮影日時:198706282315分~2335(現地時刻)

露出時間等:20分間(HD4+手動ガイド)
レンズ:Super Takumar 35mm F2F3.5
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:TS65P(初代P型)+モータードライブHD4、ガイドはP型主鏡(D65mm,f500mm)にVixenGA2暗視野ガイドアダプタ-(2x)、アイピースはタカハシHi-Or2.8mmで手動補正
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し
撮影場所:シドニー郊外の借家庭

その他

変わりやすい天候で、昨日は雨でしたが今朝は晴れていました。夕方にはかなり雲が多くなりましたが雲間から薄雲を通しての月面が見られました。コントラストが悪いですね。

虹の入江が夜明けを迎えています。コペルニクスはすでに全容を現しており、ティコの光条も見え始めています。

 

イメージ 1

月齢:9.713AL107PH+2xTeleplusPRO300

20151121195410
月の位相:118.610°、月の輝面比:73.942
月の地心距離:366,491km、平均との比率:95.341
 
イメージ 2

2015/11/21 19:54:10
月の自転軸の北極方向角:-24.919°
地球から見た月面中点の月面緯度:0.452°、月面経度:-2.469°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.33°、月面経度:53.78°      
 

撮影日時:20151121195410ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)

露出時間等:1/100秒(ISO800)で170枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

秋だというのに天候に恵まれず、「懐かしの・・シリーズ」がはかどってしまいます。どこか出かけないとだめかしら・・・・。

さて、皆既月食は、月が地球の本影のどこを通過するかで見え方、暗くなり方も変わります。本影の中も同じ暗さではなく、地球の縁で屈折散乱した光が本影の中に回りこみ、本影の縁では明るく、中心では、より暗くなります。
本影の内部の明るさは、月から見た地球の縁の大気の様子にも影響されます。例えば、下の写真は、19821230日の皆既月食中の月を10分露出で撮影したものです。200mmF450mmF1.42.8に絞る)レンズで写したもので背景はふたご座です。いくら皆既中でも、普通は10分露出したら月が完全に飽和してしまうものですが、この時は違いました。
 
理由は?
 

この年、メキシコのエルチチョン山が1982329日から44日までに大規模な噴火を起こし、大量の塵を成層圏まで吹上げ、大気の透明度が落ちて、本影へ回りこむ光が極めて弱くなったせいだと言われています。これまで何度となく皆既月食を見てきましたが、この時の月はその中でも一番暗いもので、肉眼ではよく注意しないと月が見えないくらいでした。

イメージ 1

撮影日時:19821230203100秒~10分間
露出時間等:10min.
レンズ:Super Takumar 200mm F4F4
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:スカイメモQ(借り物)内蔵モータードライブ
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し
撮影場所:山梨県茅ヶ岳中腹
その他
 
こちらは、50mmで撮影したもので、ふたご座を背景にしているのがわかると思います。こちらは、レンズの絞りが1段分明るいのでほぼサチっていますね。
 
イメージ 2

撮影日時:19821230204530秒~10分間
露出時間等:10min.
レンズ:Super Takumar 50mm F1.4F2.8
以下同じ
 


久しぶりに晴れたと思ったら薄雲がかかってしまいました。レンズも曇りそうです。

ちょうど上弦になり、いつものクレーター群の陰影が見事です。どうも、同じような位相の時に晴れ、また曇っているような気がします。


イメージ 1

月齢:7.716AL107PH+2xTeleplusPRO300
20151119195840
月の位相:92.412°、月の輝面比:52.104
月の地心距離:373,360km、平均との比率:97.128

イメージ 2


2015/11/19 19:58:40
月の自転軸の北極方向角:-22.624°
地球から見た月面中点の月面緯度:-2.767°、月面経度:-4.496°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.30°、月面経度:78.05°      
 

撮影日時:20151119195840ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)

露出時間等:1/100秒(ISO800)で200枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

球状星団M15NGC7078)は、ペガサス座(赤経21h30m、赤緯+12°10′、(J2000.0))にあり、距離約3万光年、明るさは7等級、直径は7′です。
Wikipediaによれば、最も密集度が高く、最も古い球状星団であると書かれています。多くの赤色巨星が含まれているそうです。
撮影場所と結露の都合により露出時間が短くなりました。


イメージ 1

M15NGC7078) AL107PH直焦点
位置:ペガサス座(赤経21h30m、赤緯+12°10(J2000.0)
視等級: 7.0mag、視直径:7′、距離:約3万光年
撮影日時:201511152115分~約3分間RAW画質で6連写)
露出時間等:30秒(ISO3200)で6枚撮影しDSSでスタック合成(Dark39枚)
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)直焦点
フィルター:LPR-N光害除去フィルター
架台:AZ-EQ6GT恒星時放置駆動
カメラ:EOS 60DaISO3200)、高速連写モード撮影
画像処理:DSSでスタック、DPPでレベル調整、等
トリミング:2850ピクセルx2850ピクセル(1°×1°に相当)
場所 自宅ベランダ観測所
その他
 

肉眼でも地球照が見られましたが、撮影して見ると思いの外たくさんの星々が見られました。星を見やすくするため低照度部分のコントラストを強調したので月のゴーストやハローも目立ってしまいました。

月がまもなく近隣の屋根に隠れてしまいますが、東側の星たちはあと十分以内に星食が起こるような配置です。環境に恵まれた方は観測されたことと思います。

月の位置は赤経18h18m、赤緯-18°17′付近で、いて座の散開星団M24と重なるような位置です。今月26日はアルデバランの食がありますが、ちょうど満月という条件の悪さで観測は難しそうです。



イメージ 1

月齢3.6の地球照と背景の星々AL107PH+2xTeleplusPRO300
20151115172609

撮影日時:20151115172609EXIFデータによる)

露出時間等:1秒(ISO3200
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:DPPでコントラストカーブ調整等
トリミング:なし
場所 自宅ベランダ観測所

その他

久しぶりに晴れました。昼過ぎまで雨が降っていたので、湿度はかなり高く、空が暗くなるにつれ、望遠鏡も湿り気を帯びてきます。レンズが曇る前に撮影しました。
この時期の夕方の月は白道が寝ているので高度は高くありません。もっともそうでない時期はベランダの向きの関係で見ることが出来ないので結局見えるのはこのような月ということになります。気流の状態は良くなく、細かなところは拡大できませんが、全体を見るぶんにはまあまあでしょうか。

イメージ 1

月齢:3.614AL107PH+2xTeleplusPRO300
20151115173150
月の位相:41.730°、月の輝面比:12.685
月の地心距離:389,102km、平均との比率:101.223
 
イメージ 2

2015/11/15    17:31:50
月の自転軸の北極方向角:-4.131°
地球から見た月面中点の月面緯度:-6.550°、月面経度:-5.656°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.24°、月面経度:127.99°    
 
撮影日時:20151115173150ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)
露出時間等:1/40秒(ISO800)で210枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所
その他

当然ですが、同じ星食でも、見る場所が変われば見え方が変わります。日本付近であれば星食限界線が予報されていますが、そもそも日本で見られない星食はあまり話題にもなりません。

1987年には、日本では見られませんでしたが、シドニーでは何回かアンタレス食を見ることが出来ました。今回の写真は、特に条件の良かった198778日から9日にかけての深夜に起こったアンタレス食の直前の写真です。
プラネタリウムソフトで、日付を合わせて、観測場所を変えてみてためしてください。

明るい星の星食はなかなか見られないのですが、日本で見られないアンタレス食を何回も見られてラッキーでした。

イメージ 1
 
食直前の月とアンタレス(右上月縁すぐ近く)
撮影日時:19870709004520(現地時刻)
露出時間等:1/60
望遠鏡:TS65mm赤道儀P型(D=65mmf=500mm)直焦点
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台: TS65mm赤道儀PHD4モータードライブ
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI

撮影場所:シドニー郊外Pymbleの借家の庭
トリミング:適宜



初めて南十字星を見たのは、1981年のことです。新婚旅行でグアムに行ったとき、ホテルの屋上から見ることが出来ました。季節としてはちょうど見やすい時期だと思います。この辺りはちょうどリゾートホテルがたくさん集まっているところで、周囲が明るいですが、それでも南十字星がよく見えています。
スコールなどもあってタイミングを考えたほうが良いのですが、低いところに雲がかかり、その上に南十字星が昇ってきているちょっと雰囲気のある風景が撮影出来ました。

イメージ 1

グアムの南十字星

撮影日時:198104232044ころ(現地時刻)

露出時間等:60秒間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mm F2F4.0
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:HANZA三脚?
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し
撮影場所:グアム島ホテルオークラ屋上(北緯13.52°、東経144.81°付近)

その他

 

 実は常日頃から、「セッピーナの趣味の天文計算http://seppina.cocolog-nifty.com/blog/)」をいろいろ参考にさせていただいております。大変ありがとうございます。
その中で、Astrometry.nethttp://nova.astrometry.net/)に関する以下のURLの記事がありました。
先日から昔の写真(スライド)を整理していますが、お恥ずかしいですが、撮影データが見つからないものがいくつも出てきております。ふだん見慣れた星空ならどこを撮影したのか見当がつきますが、日本から見えない南天のあまりメジャーでない場所を写したものは、星図と照合して場所を特定するのも結構ハードルが高いです。(まあ、天の南極付近とわかっているので根気よくやれば不可能ではないのですが・・・。)
そこで何か楽はできないものかと思っていたところ、なんと都合よく上記の記事が投稿されていました。
早速Astrometry.nethttp://nova.astrometry.net/)にアクセスし、OpenIDで登録して使わせていただくことにしました。
上記の記事で大体の実力はわかりますが、自分の写真でどうなるか、僭越ながら検証してみました。特に焦点距離を入力するとか、画角を入れるとかなしに、全く無条件でJPGファイルをアップロードするだけで2,3分で解析が終わり写真に星の名や星座を上書きしてくれます。必要に応じて様々なデータのダウンロードも出来るようです。
その結果は以下のとおりです。いやぁ、すごいなぁと思いました。
 
(1)標準レンズの場合
昔の35mmフルサイズのリバーサルで、レンズは標準の50mmです。だいたい間違いなく星座まで特定してくれますが、端のほうは歪が出るようです。もともと射影方法の原理(天の球面を平面上に表している)に従ってtanθの影響が出るのは当然ですが、大体このくらいでしょうか。南天の星座名の略称は覚えていないので別途日本語の星図があったほうが良さそうです。
中心部がつる座です。
 
イメージ 1


(2)望遠レンズの場合
200mmの望遠レンズで南十字星を写した例です。35mmリバーサルフィルム(スライド)に200mmレンズでちょうどうまく南十字星全景が入ります。かなり正確に星を同定してくれます。位置も正確です。星雲星団の位置も示してくれています。
イメージ 2
 


(3)望遠鏡の場合
最近のシステムですが、AL107PHの直焦点(700mm)にEOS60DaAPS-Cサイズのイメージセンサーです。1°x1°にトリミングしたものですが、解析結果はほぼピッタリです。NGC247です。
 
イメージ 3

 
 
 

ヘロン島は、オーストラリアの東側の海岸沿いに数千キロに及ぶグレートバリアリーフの南端付近にあります。南緯23.4°、東経151.9°あたりです。

30年ぐらい前、仕事の関係で13ヶ月間シドニーにいたころ、休暇で1週間ほどその島ですごしました。シドニーからジェット機でブリスベーンまで行き、そこからプロペラ機に乗り換えてグラッドストンという小さな街まで行き、更にそこからヘリコプターで30分くらいのサンゴ礁の中にあるリゾート地です。

https://www.google.com.au/maps/@-23.440868,151.9138105,2748m/

 

島の名前のヘロン(Heron)というのは、鷺(さぎ)のことで、名前の通り、島のいたるところでサギをはじめとする鳥たちが啼いています。うるさいくらいです。鳥の糞の臭いが結構しますが、海岸はサンゴ礁起源の白浜でとても美しいところです。また、ウミガメの産卵地としても有名です。もちろんサンゴ礁でのシュノーケリングは、その趣味がある人には最高でしょう。

 

星を見ることに関しては、陸地から離れているので夜の水平線は真っ暗で適しています。やや問題があるとすれば、雲が地上の光で照らされることがないので、月のないときは雲が出てきてもそれと気づきにくく、星が見えなくなってようやく分かることでしょうか。それだけ暗いということです。危険は少ないようですが、夜行性の動物には要注意です。

家族連れで残念ながら赤道儀は持って行けなかったので、もっぱら静止撮影のみです。今ならば軽量で優秀なポタ赤も多いので楽しみは増えるでしょう。

 

(1)さて、南の星空へのあこがれは、いろいろ意見があると思いますがポピュラーなところでは南十字星でしょう。最初の写真は南十字星からカノープスにかけての星空です。

右下の明るい星がカノープスで、左上隅に南十字星があります。中央はちょうど偽十字あたりになります。左下に、超新星SN1987Aも写っています。


イメージ 1

カノープスから南十字星

撮影日時:1987032421ころ(現地時刻)

露出時間等:数分間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mm F2F3.5
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:HANZA三脚
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し
撮影場所:グレートバリアリーフ南端ヘロン島(S-23.4418°、E151.9132°)

その他

 

(2)次に、南十字星を中央に入れてみました。

イメージ 3

南十字星付近

撮影日時:?

レンズ:Super Takumar 35mm F2F3.5

以下同じ

 

(3)水平線から天の南極付近の日周運動です。南緯23.4°ですので、天の南極はあまり高度は高くありません。北半球ならハワイくらいでしょうか。

ヘロン島は空が暗くて、遠くを通行する船の灯り以外は水平線近くまで、真っ暗でした。カメラが1台しかなく、撮影しておきたいところはいろいろあるので、一つの対象にあまり時間をかけて撮影することが出来ず残念です。


イメージ 4

 

天の南極~水平線

撮影日時:198703282142分~57(現地時刻)

露出時間等:15分間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mm F2F3.5
以下同じ
 
(4)縦構図で、南十字星から天の南極を経て水平線近くまでです。船でも通らないと暗くてどこが水平線かわかりにくいです。途中で雲が通過したようです。
 

イメージ 2

南十字星から天の南極を経て水平線付近

撮影日時:198703242114分~2122(現地時刻)

露出時間等:8分間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mmmm F2F2.8
以下同じ
 
(5)アケルナーからマゼラン星雲付近だと思います。


イメージ 5

アケルナーからマゼラン星雲付近

撮影日時:198703242124分~2134(現地時刻)

露出時間等:10分間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mmmm F2F2.8
以下同じ
 
(6)西を見ると、オリオン座が傾いています。傾き方が北半球とは全然違います。

イメージ 6

西に傾くオリオン座付近

撮影日時:198703242130分~2140(現地時刻)

露出時間等:10分間(固定)
レンズ:Super Takumar 35mmmm F2F2.8
以下同じ
 
 
また行ってみたいです。
 

天気予報では晴れのはずでしたが、朝起きて空を見ると月が朧です。周りを見渡すとそれほど濃くはないもの霧に包まれていました。霧を通しても月です。かなり欠けてきました。コペルニクスが半分くらい闇の中です。虹の入江も良いところです。クレーターが目立つのは南の方だけですね。嵐の大洋も、かけ際を見ると、微妙なシワ、褶曲が確認されますのでよく見てみましょう。

 

イメージ 1

月齢:23.822AL107PH+2xTeleplusPRO300

20151106045050
月の位相:295.598°、月の輝面比:28.397
月の地心距離:403,469km、平均との比率:104.960
 
イメージ 2

2015/11/06 04:50:50
月の自転軸の北極方向角:23.968°
地球から見た月面中点の月面緯度:1.937°、月面経度:3.800°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.11°、月面経度:-115.78°   
 

撮影日時:20151106045050ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)

露出時間等:1/8秒(ISO800)で140枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

 いつもながらのM42です。今回はレデューサーをつけて少し広い範囲を撮影しました。色がうまく出せません。M42は流石に明るいのですが、それでも市内の明るい環境では星雲の微妙なところは難しいでしょうか。

イメージ 1

M42
 by AL107PH+Reducer1.5°×2°にトリミング)
位置:オリオン座(赤経05h35m、赤緯-05°23(J2000.0)
視等級: 4.0mag、視直径:66′×60′、距離:約1300光年

撮影日時:201511032250分~約50分間RAW画質で92連写)

露出時間等:3032?)秒(ISO3200)で92枚撮影しDSSでスタック合成(Dark 枚、Flat無し(失敗))
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)+Reducer0.76x
フィルター:LPR-N光害除去フィルター
架台:AZ-EQ6GT恒星時放置駆動
カメラ:EOS 60DaISO3200)、高速連写モード撮影
画像処理:DSSでスタック、DPPでレベル調整、等
トリミング:3225ピクセルx4300ピクセル(1.5°×2°に相当)
場所 自宅ベランダ観測所
その他


よく晴れた明け方の空に、月、木星、火星、金星が並んでいました。月はどんどんとかけてゆきます。

夜になった月面の中に、アペニン山脈がそこだけ取り残されたかのように頂上が日に照らされています。露出を整えてしまうとわかりづらいかもしれませんが、肉眼で見ていると面白いです。

 
イメージ 1

月齢:22.801AL107PH+2xTeleplusPRO300

20151105042000

月の位相:284.423°、月の輝面比:37.546       

月の地心距離:400,583km、平均との比率:104.210
 
イメージ 2

2015/11/05 04:20:00
月の自転軸の北極方向角:21.983°
地球から見た月面中点の月面緯度:3.251°、月面経度:5.143°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.10°、月面経度:-103.34°   
 

撮影日時:20151105042000ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写×2)

露出時間等:1/100秒(ISO800)で420枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

3日の夜あたりから天気がよくなり、朝方には冷え込んで来ました。久々に望遠鏡がびしょびしょになってしまいました。ちょっと寝坊して空は明るくなりつつあります。金星と火星が近づいています。かなり光度差がありました。レンズも曇りそうでしたがなんとか堪えました。ヒーターとか乾燥空気とか考えないといけません。

下弦の月になりますが、秤動の関係で中央のクレーターが左に寄っています。透明度もよく大気も安定していましたが、途中から細かなブレが増えました。何か振動を拾っているのか、大気の揺らぎか、何でしょうか。茨城では4日に何回か地震がありましたが、時間が違うので、そのせいではないと思います。

 

イメージ 1

月齢:21.843AL107PH+2xTeleplusPRO300

2015 1104052030
月の位相:273.743°、月の輝面比:46.736
月の地心距離:396,806km、平均との比率:103.227
 
イメージ 2

2015/11/04 05:20:30
月の自転軸の北極方向角:19.184°
地球から見た月面中点の月面緯度:4.368°、月面経度:6.223°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.08°、月面経度:-91.67°     
 

撮影日時:20151104052030ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)

露出時間等:1/160秒(ISO800)で210枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

日本からは見えませんでしたが、運良く、そのころシドニーに滞在していました。ただ、あまり情報がなく、新聞でも正確な位置がわかりませんでしたが、マゼラン星雲付近を撮影してみると、超新星特有のピンク色をした星があり、慣れるとすぐに分かるようになりました。

超新星の発見は22324?)日だったので、およそ3ヶ月たったところです。光度はこの頃までに3等級まで明るくなりピークを迎えています。肉眼で見えた超新星としては300年ぶり以上だったようです。貴重なものを見ることが出来ました。

この超新星に起因するニュートリノが、カミオカンデ他で観測され、小柴先生の2002年ノーベル物理学賞受賞につながったものです。

 

イメージ 1

超新星SN1987A(中央、上の明るい星はカノープス)

位置:大マゼラン雲(LMC)内、かじき座

赤経:05h35m 28.03s (J2000)、赤緯:-69°1611.79 (J2000)

以上Wikipediaより

撮影日時:198705181838分~42ころ(現地時刻)

露出時間等:4分間(固定)
レンズ:Super Takumar 50mm F1.4F2.8
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400
架台:HANZA三脚
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し

撮影場所:シドニー郊外Penrhyn Ave付近の借家庭

その他

 

30年くらい前になりますが、シドニーに滞在していた頃、月食がありました。日食と違って月食の進行の様子は、世界中どこでもほぼ同じ(*1)ですが、地域の景色を入れるとそれなりの感じになります。

(*1)もちろん視差があるので、厳密には月の縁の見え方とか、皆既食中であれば背景の星空の位置も若干異なります。

月食は、月没帯食でしたが、適当な前景を入れようと、夜のシドニーの街をさまよいました。有名なオペラハウスから湾をはさんで東側のMrs. Macquarie's Chair付近の道路際から、月がシドニータワーの方向に見えるような場所を探して撮影しました。

リバーサルで写したものをデジタル化しています。


イメージ 1

シドニータワーに寄り添う月食

撮影日時:198610180423ころ(現地時刻)

露出時間等:5
レンズ:Super Takumar 200mm F4F4
カメラ:Asahi Pentax SP
フィルム:Kodak Ektachrome 400(たぶん)
架台:HANZA三脚
デジタル化:CABIN Compact Film Scan 35 CFS-2.55MegaPixel, 1800DPI
トリミング:無し

撮影場所:シドニー市内Mrs. Macquarie's Chair付近の道路際

その他

天気予報ではそれほど悪くないはずでしたが、曇りました。少しの時間だけ雲間から見えたので撮影出来ました。三日月の夜明け位置と逆位相ですが、秤動の関係で、ふだん楕円形のクレーターがより丸く見えています。

 
イメージ 1
月齢:18.626 (AL107PH+2xTeleplusPRO300
20151101000800
月の位相:235.525°、月の輝面比:78.302
月の地心距離:378,585km、平均との比率:98.487
 

イメージ 2
    
2015/11/01    00:08:00
月の自転軸の北極方向角:3.805°
地球から見た月面中点の月面緯度:6.654°、月面経度:7.597°
太陽から見た月面中点の月面緯度:1.01°、月面経度:-52.52°     
 

撮影日時:20151101000800ころ(画質JPG(L)45秒間の高速連写)

露出時間等:1/400秒(ISO800)で200枚位撮影し、Registax120枚を自動選択してスタック合成
望遠鏡:AL107PH (D107mmf700mm)2xTeleplusPRO300
架台:AZ-EQ6GT放置駆動
カメラ:EOS 60Da、高速連写モード撮影
画像処理:Registaxでスタック、wavelet処理、等
トリミング:3315ピクセルx3315ピクセル(約35'×35'
場所 自宅ベランダ観測所

その他

 

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