星は空の彼方、月よりも遠く

晴観雨作、晴れたら星空観望、降れば望遠鏡工作、永遠のビギナーを抜けられず、日々悶々としています。

October 2014

 先週、SET'n'Cのテストをした時、東の端に見えていた黒点は、広い白斑を伴っており、見るからに活発な活動をしているようでしたが、正面に回ってくるとその大きさに驚きました。1カリントン周期でも1,2を競うような最大級のものでした。木星と同じくらいの大きさのようです。

出勤前に撮影したので、まだ高度が低く 細かなところはボケボケでです。

 

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   カメラ:EOS60Da

   カメラ設定:ISO100Raws3JPEG

望遠鏡:NSC12BD120mm,f1200mm

   フィルタ:バーダーソーラーフィルタ(D3.5)

   赤道儀:AZ-EQ6GT、ガイドなし太陽時駆動

   露出制御ソフト:EOSUtility

   撮影時刻:2014年10月2406h32m

露出時間:1/250s

   撮影地:自宅2F

今年というか、現在のシステムでは、初めてのバラ星雲です。AZ-EQ6GT200mmF4レンズですが、恒星時駆動のみでガイドしていないので、やや流れてしまいました。これは主に極軸合わせの誤差のようです。透明度の悪い空は、LPR-Nフィルタ(FF)をつけても数分の露光でほとんど飽和してしまいます。
今回は更にSR64フィルタもレンズ前に付けて撮影しました。これは103aEが流行っていた40年位前に購入したもので北アメリカ星雲などを撮影しました。レンズも45年前のSuperTakumarです。SMCとかつきません。ピント位置がフィルタ無しの時と比べて少しずれます。もともと、フィルタ無しでの星像最小位置では赤の波長にあっておらず、赤ハローが出ています。明るい星の周りにピンクの縁取りが出来て変です。赤も含めてピントを合わせようとすると大きな星像になってしまいます。ピントをぼかすと星の円盤像の中心付近と外縁で色が違うのがよくわかります。
さて、バラ星雲それ自体はカドウェル天体49ですが、散開星団NGC2244の周囲に広がっているので、位置確認のための短時間露光では、NGC2244を目安にしました。(露光1分50秒+10秒待機)で5枚撮影し、Raw画像をソフトはDeepSkyStackerを使ってスタックし、PhotoshopElementでモノクロ化、JPEGに出力しました。トリミングしてあります。
これから画像処理も勉強してゆきたいと思います。

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カメラ:EOS60Da
   カメラ設定:ISO1600Raws3JPEG
レンズ:SuperTakumar 200mmF4(開放)、
         M42-EOSマウントアダプタ
   フィルタ:SR64(レンズ前)、LPR-N(ボディ内)
   赤道儀:AZ-EQ6GT、ガイドなし恒星時駆動
   露出制御ソフト:EOSUtility
   撮影時刻:2014年10月19日03h15m
            (露光1m50s+待機10s)×5
   撮影地:自宅2Fベランダ


本日は、好条件での皆既月食でしたが、雲だけでなく職場や家族の婉曲な妨害で一部のみしか見られませんでした。恥ずかしいので一例のみ。皆既中はほとんど曇り。
 

イメージ 1
イメージ 2

撮影時刻 2014/10/08 21:07
露出時間 1/60、1sec
望遠鏡 NSC12B直焦点
赤道儀 AZ-EQ6GT
カメラ EOS60Da
その他 EOSUtilityでリモート撮影
場所 自宅ベランダ観測所

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